そうこうしているうちに、国立ぴょんセンターに入院した。

 詳しい病理検査結果が出ないので、腹水を抜きつつ結果待ち。あんなに息苦しかったのに、だいぶ楽に息ができる様になった。楽になりすぎて息をするのを躊躇うぐらいだった。

 息が出来るって素晴らしい!

 それに伴い、ご飯を食べられる量も増えた。

 食べられるって幸せ。❤️

 沢山食べたり、飲んだり出来なかったから。少しの冷たい水をお気に入りのグラスに注いで、ゆっくり口の中が潤って行くのを味わってた時が懐かしく感じる。飲んだ後お腹が苦しかったり、痛くなっちゃうんだけど、それはそれで幸せな時間だったな。

 病院の人は優しく、皆真剣に私の事を考えてくれているのが分かる。今出来る最善を提供してくれようとしている。これがどんなにありがたい事か、それを思うと涙が出てくる。

 清潔なベット、丁寧な案内、完璧な空調、困ったら助けてくれる。検査だって真剣に優しく丁寧にやってくれる、素晴らしい技術。数え出したら本当キリがない。

 今日は隣の患者さんが自分にあった楽しい話しや、娘さんが素晴らしい話し。富士山の見える温泉でのんびりしたい話し。退院したら大好きな人の書道店と演舞場で大好きな人の公演を見に行くと言っていた。

ヒーリングの先生に赤い服を着るように言われて、素敵な赤いトップスを買ったと話していた、袖のところも素敵なんだって。初めてこんな色の服をしかもいつもより高い服を買ったんだって。綺麗な色の服いいよね。大好き!

 このかたの病状はとても大変なものだったけど、回復して明日退院なんだと話してくれた。

 私はこうやって楽しい話や、人の好きなものの話がしたかったんだよ。毎日ネガティブな話しじゃなくてさ、良い気分になれる話しが沢山したかったんだよ。病気になってから心から思った事の一つ。

 楽しい話し聞かせてくれてありがとう。